京つう

日記/くらし/一般  |伏見区

新規登録ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by 京つう運営事務局 at

2011年09月02日

ケビン・メア氏「決断できない日本」

たかじんにメア氏は何度か出ている。大変紳士な日本語の流暢なアメリカ人。
奥さんは日本人。アメリカ側から見た日米同盟について。

少し読んだが面白いと思ったところ。平和ボケ日本。
2001年9月11日の同時多発テロ事件後、原発テロの対策に乗り出していた。
同盟国日本の原発警備について、日本政府当局者と意見交換をした。メア氏は
通訳であった。ホワイトハウスの当局者は日本の原発警備の手薄さに驚き
銃で武装した警備要員の配置が必要であると力説した。
日本政府当局者の答えは、
「日本の原発には、銃で武装した警備要員は必要ではありません。なぜなら銃の
所持は法律違反になるからです。」
ホワイトハウス当局者は小声で
「これってジョークだよね。だったら笑った方が良いのかな。」
ケビン氏
「多分ジョークではない。笑わない方が良い。」



読み終わった。アメリカ側から見て普天間問題、震災対応などなど決断できない
政治家、官僚だらけの国日本にに警告を発している本。読みごたえはある。

御巣鷹山日航機墜落に関して米軍は協力を申し出たが断った。日本の救助が
始まったのは翌朝から。

http://ugyotaku.web.fc2.com/JAL123Sinsou/JAL123Sinsou.htm#S11

そのうえ、自衛隊の松永貞昭中部航空方面司令官(当時)は次のようにコメントしているのです。
「夜間でしかも急斜面への降下は自殺行為である」
これに対して、米陸軍救難ヘリのスタッフは次のように反論しています。
「陸軍のヘリにはサーチライトはもちろん、1980年代から、夜間暗視装置を標準装備しており、夜間でも急斜面でも、救急隊員であれば、だれでも降下できる」

この時、米軍が救助を受け入れればもっと多くの命が助かった。

  
Posted by tsukasa at 20:27Comments(0)時事