2011年05月29日
節電オルカ
節電とは、こまめにスイッチを切ることと、消費電力の少ない機種を使うことです。
こまめにスイッチを切ることが、面倒な作業になっては意味がありません。
その条件での節電を検討してみました。評価は「Ubuntu 10.04」のみです。
休み時間、夜は電源を切る。(24時間稼働はやめよう。)
ログの肥大化対策
電源を切るとき「/usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf」を実行
バックアップ
電源を切るとき自動実行
その時にバックアップ異常の感知
以上が一気に実行できるスクリプトを書けばよい。
このperlスクリプトは、「Ubuntu 10.04」で評価しています。
最新の小型ディスクトップ(core i5)と5年前のサーバ(pentium4)の消費電力の違い
操作がしばらく無いときは、画面のスリープ、システムのスリープになるように設定しよう
「メインメニュー」「システム」「設定」「電源管理」
「次の時間アイドル状態が続いたらシステムをスリープする」
「次の時間アイドル状態が続いたら画面をスリープする」
節電効果
システムのスリープから復帰(電源ボタンを押す)しても、日レセは正常に動作しています。
システムのスリープ中は、ネットワークカードも止まるので、スタンドアロンに限られます。
電力量の比較
●電気を無駄使いするケース
5年前のサーバ(pentium4)の24時間稼働。モニタもつけっぱなし。
システムに負荷がかかっている時間を3時間と仮定する。
(110W X 21時間 + 140W X 3時間) X 7 = 19.11kWh
●電気を実用的な使用条件において節約するケース
最新のディスクトップ(core i5)を電源を切り、モニタをスリープするように設定して使う。
1日の稼働を8時間。そのうち操作なしを3時間、システムに負荷がかかっている時間を3時間、モニタのスリープを2時間と仮定する。週40時間稼働。
(39W X 3時間 + 47W X 3時間 + 11W X 2 時間) X 5 = 1.4kWh
当社のORCAレセコンは、「電気を実用的な使用条件において節約する」を標準として設定しています。
こまめにスイッチを切ることが、面倒な作業になっては意味がありません。
その条件での節電を検討してみました。評価は「Ubuntu 10.04」のみです。
休み時間、夜は電源を切る。(24時間稼働はやめよう。)
ログの肥大化対策
電源を切るとき「/usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf」を実行
バックアップ
電源を切るとき自動実行
その時にバックアップ異常の感知
以上が一気に実行できるスクリプトを書けばよい。
このperlスクリプトは、「Ubuntu 10.04」で評価しています。
#!/usr/bin/perl
#sudo -u orca mkdir /home/orca/backups
#visudo
#orca ALL=NOPASSWD: /sbin/shutdown -h now
#orca ALL=NOPASSWD: /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf
#バックアップファイルフォルダ
$PATHBAKFILE = "/home/orca/backups";
#過去何回分のバックアップを残すか
$kai = 10;
print "バックアップして電源を切る Enter\n";
print "バックアップせずに電源を切る 1 Enter\n";
print "電源を切らずに元に戻る 2 Enter\n";
$ans =;
print "\n";
chomp($ans);
if ($ans eq "2"){ exit 0; }
unless($ans eq "1"){
#過去のバックアップファイルのロテート、削除
print "過去のバックアップファイルのロテート、削除\n";
for($i = $kai - 1; $i >= 1; $i--){
if( -f "$PATHBAKFILE/orca.dump.$i.gz"){
$i1=$i+1;
$re = `mv $PATHBAKFILE/orca.dump.$i.gz $PATHBAKFILE/orca.dump.$i1.gz`;
}
}
if( -f "$PATHBAKFILE/orca.dump"){
$re = `mv $PATHBAKFILE/orca.dump $PATHBAKFILE/orca.dump.1`;
$re = `cd $PATHBAKFILE && gzip orca.dump.1`;
}
print "バックアップ開始。\n";
$re = `/usr/bin/pg_dump -O orca > $PATHBAKFILE/orca.dump 2>$PATHBAKFILE/err.txt`;
$re = `cat $PATHBAKFILE/err.txt`;
if($re ne ""){
print "■■バックアップ異常。■■\n";
print "$re\n";
$in =;
exit(1);
}
}
#ログのロテート
print "ログをロテートしています。\n";
$re = `sudo /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf`;
#電源を切る
print "電源を切ります。\n";
$re = `sudo /sbin/shutdown -h now`;
最新の小型ディスクトップ(core i5)と5年前のサーバ(pentium4)の消費電力の違い
  | 操作なし | システム負荷あり(レセプト一括作成) |
---|---|---|
最新の小型 ディスクトップ core i5 | ![]() | ![]() 46~48W 平均約47W |
5年前のサーバ pentium4 | ![]() | ![]() 120~160W 平均約140W |
操作がしばらく無いときは、画面のスリープ、システムのスリープになるように設定しよう
「メインメニュー」「システム」「設定」「電源管理」
「次の時間アイドル状態が続いたらシステムをスリープする」
「次の時間アイドル状態が続いたら画面をスリープする」
節電効果
稼働中 | ![]() | ![]() |
---|---|---|
画面の スリープ中 | ![]() | ![]() |
システムの スリープ中 | ![]() | ![]() |
システムのスリープから復帰(電源ボタンを押す)しても、日レセは正常に動作しています。
システムのスリープ中は、ネットワークカードも止まるので、スタンドアロンに限られます。
電力量の比較
●電気を無駄使いするケース
5年前のサーバ(pentium4)の24時間稼働。モニタもつけっぱなし。
システムに負荷がかかっている時間を3時間と仮定する。
(110W X 21時間 + 140W X 3時間) X 7 = 19.11kWh
●電気を実用的な使用条件において節約するケース
最新のディスクトップ(core i5)を電源を切り、モニタをスリープするように設定して使う。
1日の稼働を8時間。そのうち操作なしを3時間、システムに負荷がかかっている時間を3時間、モニタのスリープを2時間と仮定する。週40時間稼働。
(39W X 3時間 + 47W X 3時間 + 11W X 2 時間) X 5 = 1.4kWh
当社のORCAレセコンは、「電気を実用的な使用条件において節約する」を標準として設定しています。